突然ですが、あなたが今大切にしているものはありますか?
こう聞かれたら、すぐ答えることはできるでしょう。
では聞き方を変えますね。
その大事なものとは
形があるものですか?形がないものですか?
人類が価値を見出すものには
◆有形物(目に見える価値を感じるもの)
と
◆無形物(目に見えない価値を感じるもの)
があります。
有形物で価値があるといえば、
・家
・お金
・人
・絵画
・車
・プラモデル
無形物で価値のあるものといえば
・知識
・感情
・思い
・音色
・時間
・デジタルコンテンツ
などがそれぞれあげられます。
私はもちろん有形物だってめちゃくちゃ大事にしますが、
今後人類が地球で栄えていく……という中で
どれだけの物が受け継がれていくのだろうか
とふと思ったことがあります。
こう考えると明らかに有形物は少なく
無形物として受け継がれているものが多い。
それは人々が築き上げてきた知識だったり、誰かの意志だったり。
なにせ、あの世へは持っていけないから。
有形物は、いずれは壊れてしまうのです。
どれだけ大切にしていたものでも、その人が死んでしまったら、
他の家族や赤の他人にとってはただの置物と化してしまうからです。
たとえ
「これはわが家に伝わる伝説の刀なのじゃ。ふがふが」
と誰かおじいさんが言っても、
孫が興味なければ
なんでも鑑定団で査定してもらって
売ってしまうかもしれません。
そんなことをしたら本人もやるせないし、
本当に悲しくなっていってしまうと思います。
もし孫たちが彼の思想を継ぎ、
おじいさんになってまで
「これはわが家に伝わる伝説の刀なのじゃ。ふがふが」
と伝え続けても、その孫の孫、
そのまた孫へと受け継がれた時に
興味のない人が現れてしまえば
その時点で有形物の寿命が来てしまう。
有形物は未来永劫存在することが出来ないのです。
必ず、途切れてしまう時が来ます。
こう考えたときに、有形物に固執するのは良くないなと思ったんです。
アナログからデジタルへと進んでいるこの時代、
私たちが価値を感じる、大事にしている「物」にしても
有形物から無形物へと移行する必要があるなと感じたわけです。
こう考えたのにも実はほかにも理由があります。
私は東方神起以外ではレぺゼンも好きなんですが、
私と同世代のDJふぉいさんのお父様が今年急逝されたそうです。
※ちなみに私もふぉいさんも1996年生まれ。DJまるさんも96年生まれで同い年
※サムネイルの人がDJふぉいさん。2人ともイケメンでうらやましい ←
亡くなられた原因は脳幹梗塞だったのらしいですが、
DJふぉいさんのお父さんは腎臓が弱く働けていなかったとのこと。
え、同じじゃん……!?
(※プロフ参照)
私も小さいころから腎臓の難病を持つ人間。
20代の私ですら弱音を上げてしまう、堪える治療、
ふぉいさんのお父様の痛みがわかるような気がしました。
そんな余談はさておき、、、
この動画内でふぉいさんが
お墓参りを終えた後、
頻繁に出てくるのはお父様の
音楽や写真といった思い出です。
お父さまはシンガーソングライターだったようでCDを出していました。
その曲をふぉいさんが謳ったり、
思い出に浸ったりする様子が収められています。
ここで父親から息子へ受けつがえれたのは
【 音楽 】や【 思い出 】といった
【 無形物 】だったんですね。
ギターもふぉいさんへと渡っていますが
お父さんの曲をレコーディングしていたため
有形物というよりかは無形物を受け継いだ印象を受けます。
このように無形物であれば、忘れさえしない限り
心の中で故人は生きていくことができるし、
言葉を通して、生き様を伝えていったりすることができます。
映像としてネット上に保存しておけば
いつでも故人の生きた証を残し後世へと伝え続けられる。
そして大事な人が突然いなくなるということ、
これは私たちも他人ごとではない。
大事な人が明日突然布団から起きてこない……。
そんな可能性、誰にだってあります。
大事な人とこんなことやりたいなと思っていること
あれもやっておきたかったなってこと、ありませんか?
そんな時に今までと同じ行動をしていて後悔はありませんか?
大事な思い出、今から残していきませんか?
こう考えた時に、有形物ではなく無形物に価値を見出すべきだと改めて思ったのです。
もしあなたが明日死んでしまうとしたら家族に何を残しますか?
有形物はあの世へは持っていけません。
たくさんの思い出を作って、
皆の心に残していくって方がいいとは思いませんか?
映像や音楽の残して、情報や知識として残して
受け継いでいってもらった方がいい気がしませんか?
私はこれからも自分がいつ死んでもいいように、
月収100万なんかにとどまらずに自宅でもっと稼いで
残される家族がお金には困らないようにしようと思うし
何気ない日々を写真に収めたり、
家族との旅行などの想いでは全て
映像や音、写真としてネットに残そうと誓いました。
だからこそ、これを読んでいるあなたにも
何気ない毎日を、大事なワンシーンを
無形物として残していってほしい。
興味があれば自動収益の仕組みだって作ってみてほしいし、
無形の価値を大切にできるような人になってもらいたいです。
その人が亡くなっも多くの受け継がれていくのは
カタチが無いかけがえのない思い出なのですから。