日記

【ママにあいたい】ネタバレ感想!うねうね入手後のママの運命は?

先日、仕事の合間にYouTubeを視聴してたら
1つのゲーム実況が私の目に留まりました。

タイトルは

『ママにあいたい』 。

 

 

 

「親に捨てられた子が旅するゲームかな?
でもそんな旅をするRPGのようには見えない。。。

よし、この目で見て確かめよう!」

 

と仕事を放置し←おい
動画の視聴を始めました。

口述しますがめちゃめちゃメッセージ性の強いゲーム
ということがわかったので、私なりの言葉で
このゲームから学んだことをお話していきます。

 

 

ママに会いたい、そのストーリー(ネタバレ注意)

このフリーゲーム、ゲームを始めるとなぜか両腕がなく、
言葉が幼稚な中世的な顔立ちをした青年がベッドに
横たわっているところから始まります。

 

青年のいる世界から聞こえる声を頼りに
いろんな人物の助けを借りながら
ママに会いに行くというストーリーになります。

 

登場人物は

・主人公
・双子のおにいちゃん
・お姉ちゃん
・お兄ちゃん
・おねにいちゃん

・ママ
・父親

そう、主人公の家族たちです。

 

兄弟たちの力を借りながら
主人公はママに会いに行くことができるのか……!

 

 

ーーーーーーーー注意ーーーーーーーー

(ここからネタバレを含みます)

 

が、実はこの作品の舞台は現実の世界ではなく母親の体内。

そしてゲームオーバーに導く敵は「カンシ(=鉗子)」です。

 

……察しがの良い人は気づいたのではないでしょうか

 

 

舞台の背景は 『中絶手術』 の最中。

ママに会いたいと頑張る主人公の意思とは逆に
子どもを排除するのがママの目的だったのです。

もちろん主人公と兄弟たちはみな受精卵(魂)の状態の存在。

 

「なんで自分の子どもにこんなこんなことするんだ!?」

最初こそ怒りがこみ上げてきましたが
作中でその理由が強姦ということも明かされました。

 

1人目、2人目、3人目、4人目の兄弟は
望まぬ妊娠やママの意思で命を落としていました。
(あまりにも胸糞展開だったので詳細は割愛)

 

 

 

私はこの時点で怒りがこみ上げてきました。

未来で起こりうる可能性を考えれば
こうの未来は避けられたはずだと思い、
この子たちの母親に腹が立ちました。

 

しかし、この子らの父親もまあずいぶんなことをする人で
彼女も被害者ということも明かされました。

 

「全員が幸せにはならないストーリーなんて
どんな結末になるんだろう。。。。。」

視聴中見るのをやめようかというレベルで
悲しくなってきていました。。。。。

 

でもこの問題は絶対に目を背けちゃいけない!
必ず最後まで見るんだ……!

 

そして、5人の協力によって
主人公はママのもとにたどり着いた!

 

これでようやく主人公の念願かなって
ママも心を入れ替えてめでたしめでたし!!

 

 










 

とはなりませんでした・・・

 

 

この作中にはキーアイテムが存在します。

その1つに 『うねうね』 というものがあります。

 

このアイテムの入手で本当のエンディングにたどり着くので
ママに会えた主人公のその後を知るための
超重要アイテムになっています。

これをもってエンディングを迎えると
成長した翔太が目の前に現れます。

 

ママの目先には刃物をもって不敵な笑みを浮かべている主人公が……!

 

 

 

 

「やっと会えたのに。。。生太」

という意味深な言葉を残し意識が途絶え、ゲームも強制終了。

 

 

あんなに会いたがっていた主人公がママを刃物で刺してしまう

という衝撃のラストでこの物語は完結します。

 

 

 

 

そしてこのトゥルーエンドを迎えてゲームを再起動すると
タイトル画面がおどろおどろしいものになって
文字化けを起こしています。

 

 

 

 

 

読めるように文字を置き換えて
文字化けがある文章を読むと

ママ バイバイ

になっていました。

 

誰も救われないバッドエンドの作品だったのです。

 

ーーーーーーーここまでーーーーーーー

なんだこれは!!

どうなってんだこの作品は!!!

 

初見感想:子どもたちの境遇に大号泣&拒絶&絶句

この問題は目をそむけたくなるけど目を背けてはいけない問題だ

というコメントが多数寄せられていることから、

このゲームによって多くの人が考えさせられたことは明確。

 

 

特に主人公の兄弟たち尾の境遇は涙なしでは見られなかった……。

 

物語は後半、主人公がいよいよ

「ママにあいに行く!」

という場面になって1番目、2番目、3番目、5番目と
協力しながら進んでいくようになるのですが、

兄弟たちの重く悲しい過去というのが明かされます。

 

 

それぞれの子どもたちの過去が流れてくるたび、
母親の罵詈雑言が見えるたび、

「1番目……(涙」
「2番目、つらかったね……(涙」
「3……(涙」

もう心の中で大号泣でしたよ。正直本当に見たくなかったです。。。

 

なんで罪もない子どもたちが
こんな目に合わなきゃあいけないんだって。

もーーーーーーマジで許さん(怒

 

 

ここまで命のことを包み隠さずに表現したゲームって今までにあっただろうか?

今まで人間が目を背けていた部分を見た気がしました。

 

え?感想がしょぼい?

 

 

正直1回の視聴ではストーリーに圧倒され、
世界観に圧倒され、それ以外考えられませんでした。。。

 

 

でも【命の価値を自分の物差しで変えてはいけない】ということを再確認しました。

 

 

皆が口をそろえて

「命は大事だ、命に重いも軽いもない」

と言うけど、実際多くの人が、
この作品のママのように自分自身の価値観によって
命の価値を忖度しています。

命ある対象が自分より格下になったときや
命が平等だということを忘れてしまうんですね。

 

 

野菜だけは、魚だけは食べない…そんなことはしていませんか?

アリさんたちのことを考えて踏みつぶさないように避けて歩いていますか?

他人のことを下に見たことは過去1回もないですよね?

 

もう上げだしたらきりがありませんが、

命は平等!命は大切!といっている割には
われわれ人間尊重していない場面が多い。

 

命の価値を自分の物差しで変えてはいないか
日々自問自答しながら過ごさないとなと思いました。

じゃないとこの作品のママのようになってしまいますからね……。

 

最後に

そして、すぐに理解できない謎がいくつかあった。

 

・なぜ主人公と双子の兄以外は赤い目だったのか
・うねうねがなぜキーアイテムになっているのか
・出産のときに会えてるはずなのになぜ「やっと会えたのに」なのか

 

何回か視聴してこれらの謎についていろいろ考察してみたので
ネタバレ以外にも興味がある方はこちらも見てみてください。

 

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そして、非常に考えさせられることが多かったこのゲーム
下記からダウンロードすることができるのでよければ遊んでみてください。

【ママに会いたい】ダウンロード可能サイト

アフィリリンクではないのでご安心を!)