どうも、テルです。
もうママが大好きすぎて
しょーもないくらいマザコンです←え?
さて、そんなマザコンの私が目を引いてしまう、
衝撃的なゲーム作品に偶然出会った記事を
先日書きました。
「ママにあいたい」という作品です。
▼私が見た作品のゲーム実況動画はこちらから
「ママにあいたい」のストーリーの解説記事、
多くの反響をいただきました。
▼※ストーリー未履修の方はこちらから!!
今回はその続編として、
初回では理解ができなかった部分を
ネタバレでじっくり深掘りしていきます。
おおまかなストーリーは
別記事にあるので割愛しますが
1周目で自分の頭の中で残った疑問が
・なぜ主人公と双子の兄以外は赤い目だったのか
・うねうねがなぜキーアイテムになっているのか
・なぜ「やっと会えたのに」という言葉だったのか
という3つですね。
ここから先はガッツリネタバレを含むので
未プレイの方はご注意ください。
未プレイの方はゲーム実況などで
ストーリーを把握したうえでご覧ください。
そして複数回視聴して改めて
この作品から感じ取ったテーマは
【過酷な現実から逃げるな】
ということです。
目次
【ママにあいたい】ネタバレありの考察!
なぜ主人公と双子の兄以外は赤い目だったのか
さて、この世界の色について
ちょっと細かく見てみましょう。
この作品で使われた色というのは
・白
・黒
・灰
・赤
この4色だけです。
体内なので赤というのは臓器や血液
といったものを考えると妥当な配色ですが
それ以外は基本黒と白と灰色だけなのです。
ここの子どもたちは受精卵の存在であり、
魂だけの存在である
ということも明かされているため
意図的に生を感じさせないような配色にしている
のだなと感じました。
喪の場面とかでも黒と白だけになりがちですよね。
生命や死の象徴として強い存在感もあります。
赤以外で使う色をこの3色に
限定しているということは
「母の体内がもういつ壊れてもおかしくない状態」
「この子たちの命が保証されているわけではない」
「いつ何が起きてもおかしくはない最悪な状況」
というのを表しているんだなと。
命に関するゲームだというのを
ダイレクトに伝るために
意図的に4色に限定したのだなと。
命の重みをリアルに引き出してると感じました。
たった4色でここまで世界観が尖るのだなと。
これこそが多くの人をいい意味でも悪い意味でも
魅了した要因なんだなと感じました。
そして主人公たちの兄弟の目が皆赤い理由。
それは彼らに共通する既に亡くなってしまった存在
ということを表していたのですね。
また、余談ですが多くのゲームでは
「敵を倒す」ということに焦点を置いているので
とにかく倒して、命を削ることが正解
みたいな感じになってしまうから
命の重みもへったくれもない。
でもこのゲームは倒す描写がほとんどない。
これだけでも命の考え方が
ほかのゲームとは大きく異なるのです。
「うねうね」がなぜキーアイテムなのか
このゲームでもいくつか物語を進めるうえでの
カギとなるアイテムが出てきました。
その中でも最も重要と言っていいのが
この
「うねうね」
です。
説明文を見る限り、陰毛ととらえることができます。
じつはこのうねうねのの存在だけが
どうしても自己解決できず
実況を見終わって何度も
いろんな人のブログをお邪魔していました(笑)
ママにあいたいという作品の
感想や考察を書いている数々のブログでも
これについての意見が割れたりしてますが…。
そもそもこのうねうねというアイテム
なぜ存在したのか?という根っこの疑問、
【4番目が意図的に残していったもの】
だと私は考えます。
バッドエンドの1つでは5番目の兄が
4番目に乗っ取られて主人公を死に追いやる、
つまり、ゲームオーバーというエンドがあります。
4番目が乗りうつっている状態では
吹き出しが若干おどろおどろしいものになり
5番目にその症状が出ていたからです。
この場面で4番目は
他人に乗り移ることができる
ことが示唆されていました。
そして、トゥルーエンドにて主人公が
母親を刃物で刺すという悲劇が起きます。
この時の主人公の目の色が赤くなっていたんですね。
【赤い目】というのは前述の通り
既に亡くなっている1,2,3,4人の
兄弟の目に共通しているものでした。
・4番目の兄が主人公を死に導く場面がある
・4番目の意思が他者に乗り移る描写がある
・トゥルーエンドで生太に赤い目が現れる
これらを合わせると「うねうね」というアイテムは
主人公に4番目の思いを伝え、影響を及ぼす
トリガーになってると感じました。
ママにあいに行く際に主人公にわざと持たせて
目立たないところで徐々に
催眠にかけるかのように
主人公の意識を残しつつ
意識を、思考をのっとったのでしょう……。
ママにあったときに自分自身の、
そして兄弟たちの無念と恨みを
いつでも晴らせるように。。。
うねうねがキーアイテムになっていた理由として
・出産の際に邪魔になることがないアイテムだった
・主人公は捨てずに所持できるものだったから
・4番目の意思が乗り移りやすいものだった
そのため、この「うねうね」が
キーアイテムになっていたのだと感じました。
なぜ「やっと会えたのに」なのか
ママは本当の最後の最後に
「最後の双子だけはしっかりと育てる!!」
と作中で口にしています。
この双子というのは
主人公と双子の兄のことですね。
しかし、彼女の体は数々の出産や暴行で
ボロボロになってしまっており、医師には
「どちらかは助からない」
と告げられてしまいました。
双子の兄は命を落としてしまい
それが現実になってしまいますが、
それでも主人公の生太は
念願のママのもとにたどり着けました。
でも、めでたしめでたし。。。
とはいきませんでした。
前述の【うねうね】によって、
4番目の意識が生太に乗り移っているからです。
4番目の意識が生太の意識を乗っ取って
4番目の意思でママを刺してしまう……。
で、ここからなんですが、
私が最も引っかかったのが、
ママが主人公である生太に言った言葉。
【やっと会えたのに。。。生太】
この言葉を、もう成長して
高校生~大学生くらいの
青年となった生太に向けて言ったのです。
生んだ時にあっているよね?
赤ん坊の状態であっていない?
何で成長してからが初対面なんだ?
そう、ここの出産~成長(再開)までの
ストーリーは描かれていないため、
プレイヤーの想像に任せられていると思います。
ここからは想像の域にすぎませんが、
私はこのトゥルーエンドに至るまでに
いくつかシナリオかあるのでは?と考えました。
①生太が養子に出された説
結局金銭的に育てるのが不可能で
そのまま生太は養子出された。
その後本当の母親の存在を知り、
ママにあいに行ったところで意識が途絶え、
4番目に乗っ取られて殺人まがいのことをした
②別離され、その間に関心が薄れた説
ようやくわが子と対面するも
お互いの容態がよくなくて即離れ離れに。
ずっと合わせてもらえず、お互いが回復したころには
ママは生太に対しての関心が薄れそのまま
生太は孤児になってしまった。
何らかのきっかけで母親の存在を知り
①と同様な結末となった。
③過去の行動が明るみになった説
彼を生んでから過去の行動(殺人)が
明るみになってしまいママは
数十年間の刑務所暮らしをしていた。
出所してから家族が預かっていた生太と
いっしょに暮らせることになって再開するが……
(以下省略)
④家族に引き離された説
生太が無事に生まれはしたが、
ママの家族(義一家)に
「この人と一緒にいると危険だ!」
とみなされて引き離されてしまった。
成長してようやく会えるようになったものの……
(以下省略)
⑤親権が移っていた説
彼を生んでから過去の行動(殺人)が明るみになり
ママは数十年間の刑務所暮らしをしていた。
その間に親権が夫に移っていて
しばらくは生太は夫のもとで暮らしていたが、
どうしても自分の母親のことが気になってしまい
生太が家を飛び出し、母親の居場所を突き止め。
再開した途端に……(以下省略)
という感じです。
これらは全て推測ですが、
なぜ成長した姿での再会が描かれたのか
という疑問のこたえとして、説明はつきます。
じゃないと「やっと会えた」っていう表現は
しっくりこないからです。
そしてトゥルーエンドを迎えての
ゲームの視点も気になるところ。
ママが生太に刺されるシーンは
ママの視点でカメラが動いていきます。
ママが刺された後は強制的にゲームがが落ちて
ゲーム再開のためにはアプリを
再起動をしないといけないといけないため
ママが意識を失った
or
意識がそのまま戻らず帰らぬ人となってしまった。。。
というような解釈もできます。
一通り疑問に思っていたことを
ほかの方の意見と合わせながら書いてみましたが
やっぱりこのゲームとんでもないゲームでした…。
ママと子供たちの未来を左右した、正しい現実との向き合い方
この作品から感じ取ったテーマは
前述のとおり、
「過酷な現実から逃げるな」
ということです。
なぜここに行き着いたのかというと、
すべての始まりが生子ママの悲劇
だったからです。
一見すると、彼女の行動は残酷で
とてもじゃないけど許せる範囲を超えている。
「この人でなし!!」
「人殺し!!」
「最低な母親!!」
ゲームプレイ中に、実況の視聴中に
私ですらそう思ったので多くの人も
こう思ったのではないでしょうか?
でもよくよく考えると、
彼女自身も被害者なんですよね。。。
トゥルーエンドにたどり着くために
背景を知れば知るほど、彼女自身もまた
主人公たちのように守られるべき存在だった。
何度も望まぬ妊娠を繰り返し、
相談できる人も、逃げ場もなく、
追い詰められていった結果、
壊れてしまった心が、さらなる悲劇を生んだ。
こんな状況では精神の一つや二つ
狂ってしまって当然だと私は思います。
だから、生まれくる子に対して
彼らへの怒りや憎悪がダイレクトに届き
最悪の結果になった。。。と。
でも絶対回避する方法はあったはず。
もっと早く誰かに頼れていたら。
ちゃんと向き合える環境があったら。
でも、誰にも相談できないくらい
彼女が思いつめていた可能性や
家族が頼れる存在ではなかった可能性もあります。
でも、ちゃんと現実に向き合ってれば
これから兄弟全員に起こる悲劇は
起こらなかったのではないか?とすら思います。
ママは現実に向き合えなかったから、
1番目、2番目、3番目、4番目、5番目と
5人もの命を犠牲にしてしまったともとらえらます。
しかし子どもたちはしっかりと対で描かれています。
自身の身に起きた悲劇、過酷な運命に向き合って
最善の未来を選択していくことになります。
明かされてく、つらい事実を受け止めながら
それでも前へ進もうとし続ける姿。
6番目なんか目覚めて両腕がないっていう状況下でも
「ママにあいたい」
という信念をもって果敢に進んでいきました。
私だったら、両腕がないってだけで
パニックになって全ての判断を
誤ってしまうでしょう。
6番目の運命に立ち向かう姿に心を動かされて
兄弟たちも恐怖に向き合い
6番目に協力するようになります。
(▼兄弟たちの勇士は、ぜひご自身の目で!!!)
(私が見た作品のゲーム実況動画はこちらから)
子どもたちはママとは反対に
「過酷な現実から逃げない」
という姿勢を貫いたことによって
それぞれの最善の道に進んでいけました。
この過酷な現実に立ち向かえたかどうかで
ママと子どもたちの未来が
両極端となってしまったのです。
ママは最悪の未来に、
子どもたちは最善の未来に
向かっていけたのです。
って考えると、
最悪の未来に進んでしまう条件は
「過酷な現実から逃げる」
現状を打破できて
最高の未来に向かうにはのは
「過酷な現実から逃げない」
です。
逃げない、という選択こそが
最善の未来につながっていくと感じました。
逃げ出したくなるくらい大変な現実でも勇気をもって立ち向かう
ふと自分のことも思い出しました。
私だって、たった30年の人生ですが
逃げ出したいこと目を背けたいこと
たくさんありました。
逃げたい現実から目をそらしていた時期。
向き合えず同じ場所で苦しみ続けていた時期。
逃げても、何も変わらなかった。
むしろ、ゆっくり悪化していった。
だからこそいまは、
「過酷な現実から逃げるな」
という言葉が、私の中で強く響いています。
過酷な現実から逃げると破滅へ向かうことや
目を背け続けても何も変わらないってのは
身をもって経験してきていたし、
私の逃げていた時期と立ち向かっていた時期が
それぞれママと子どもたちの姿勢と重なったので、
この作品から感じ取ったのが
「過酷な現実から逃げるな」
ということだったんです。
もちろん、生きてて
いいことばかりではないです。
逃げたくなることもあるし、
踏み出すまでに時間がかかることもある。
それでも、少しずつ、時間がかかってもいい。
とにかく、できる範囲で向き合っていく。
逃げない。
それが、未来を変える最初の一歩だと思います。
最後にですが。
私の好きな東方神起の【ANDROID】
という歌の歌詞の一部をお伝えします。
Let’s break it through we can do
決して恐れず 挑む 自由 光求めて(00:47~00:51)
【ANDROID】
直訳すると
それを突破しよう。私たちならできる。
決して恐れず。挑む自由、光求めて
こんなかんじ。
「恐れながらでも、少しずつ前へ」
です。
もし今、向き合うのが怖いことがあるなら
絶対にひとりで抱え込まないでください。
誰かに頼るべきだし、
ちゃんと立ち止まって向き合って
ゆっくり動き出すべきです。
みえないうねうねに思考を乗っ取られて
最悪な未来に向かわないためにも
一歩ずつ、立ち向かっていきましょう。
ps:
後になって調べてみたら
『第14回ふりーむゲームコンテスト金賞受賞』
に選ばれているそう。(そりゃあ当然よね……)
「こんな世界観は問題作だ!」
「この作品は人を選びますね」
「お金を払ってもいいレベルです!」
「作品の宣伝として実況させていただきました」
「これで初めての作品……惹き込まれます」
と様々な賛否両論コメントが
寄せられている作品。
老若男女様々な人がプレイし
ゲーム実況も数多く上がっていることから
多くの人の心を動かして思考を巡らせた作品
ともいえるでしょう。
ぜひ、ご自身の手でプレイしてもらいたいので
こちらからダウンロードしてみてください。
▼公式配布ページ
【ママに会いたい】ダウンロード可能サイト
ps2:
自分でゲームプレイするのが苦手!という方は
ゲーム実況者の実況を視聴するのがおすすめ!
▼私が見た作品のゲーム実況動画はこちらから
先にネタバレを読んでなんのこっちゃ?って方は
▼「ママにあいたい」のストーリーの完全解説へ!

-1.png)